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(1)同一商品が異なった市場でつけるサヤを利用するもの
これは、裁定取引とかアービトラージとよばれることもあります。
例えば、東京工業品取引所のガソリンと中部大阪商品取引所にともに上場されているガソリンには、高い相関性があり一定のサヤを保っています。しかし、市場の特性などの違いによりそのサヤが一時的に拡大・縮小することがあるためそれを利用します。
この手法は、国内の先物市場だけではなく海外の先物市場を対象とすることもできます。
以前は、海外の先物市場と国内の先物市場のサヤ取りは個人で実施するには様々な困難がありましたが、最近はインターネット取引の普及により実施が容易になりつつあります。
海外とのサヤ取りは、生産地市場と消費地市場などの値ザヤの利用になります。また機関投資家の間でも、証券や債券の現物市場間、現物市場と先物市場のサヤを対象として古くから最も有効な手法として使用されています。 |
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(3) 同一商品の限月(ゲンゲツ)間に発生するサヤを利用するもの
これは、スプレッド取引と呼ばれています。
他の二つの手法は現物市場でも実施されていますが、限月(ゲンゲツ)間のサヤを利用するこの手法は先物取引のみで可能ということになります。
限月(ゲンゲツ)間にサヤが生じる理由は、在庫リスクや金利負担、需給の季節的要因など商品の特性により様々ですが、特に金と金利によって生じるサヤを利用したスプレッドはノーリスクであり以前は「金スプレッド取引」として東京工業品で特定取引として取り扱われていました。 |
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